UNIXファンの間では、cat(1)はユーザインターフェースデザインのよい手本とされている。catはファイルの内容に空白やヘッダのような余分なものを一切付加せずに提供してくれるためであり、またテキストファイルのみならずどんな種類のデータに対しても正しく動作するためだ。
UNIX嫌いの間では、cat(1)は悪いユーザインターフェースデザインの正統な手本とされている。それはこの悲しいまでにわかりづらい名称のためである。catは、ファイルの連結(concatenate)に使うよりもむしろ標準出力への出力に使われることの方がはるかに多い。後者の使用法に対するcatという名称は、ちょうどLISPのcdrのように非直感的である。