大体の船は荒天時は主機運転状態にしていると思うので、もし走錨した場合は主機を使用して立て直すのですが、これがなかなか…。
錨を巻き上げようにも引っかかったり、ポンプが追いつかないこともあったり…もし錨鎖を巻き上げられなくなった場合は、捨錨します。浮きか何かを付けて。
なので、船を風上に立ててから錨を投錨すると、風で船が流されていくので、その力を利用しながらある程度錨鎖を繰り出して止めます。海底を錨が掻いたのなら船の惰性の後進行き足が止まるので、それ確認したら錨鎖を繰り出していきます。
錨の打ち方にもよりますね。
錨で海底を掻いて止まっているように思われがちです。
錨本体が海底を掻いたのは確認しますが、錨鎖と海底の摩擦によって止まっている(把駐力ともいう)ので、台風や季節風で沖アンカーする時は通常時よりもかなりの錨鎖を繰り出します。水深にもよりますが7〜8節(1節25mなので200m近く)くらい出してるんじゃないでしょうかね。
で、必ず船首2つの錨を落とします。これも色々と打ち方があるのですが、ここでは割愛させていただきます😇
風速50mとか吹くと、錨下ろしてても流されるのか。港とかだと、錨が引っかかりやすいような海底にしたりするんだろうか。でもだいたい沖に避難するし、沖で錨下ろしても流されるかどうかは運だよな。
BDのキャプを取るにもモニョモニョしないと駄目だし、本当に布教やりづらい。コピー対策したくなるのは分かるんだが。