Time Protection: The Missing OS Abstraction | Proceedings of the Fourteenth EuroSys Conference 2019 https://doi.org/10.1145/3302424.3303976
ところで “Time Protection: The Missing OS Abstraction” という皆大好きseL4の方面から出た研究があって……
処理中のデータの条件が処理時間に漏れ出るなら固定時間で処理されるようにするかうまくランダマイズするしかない気がするので投機的実行とかが技術として死ぬ感がある
Apple は性能を大きく落としたくないだろうから "Apple Silicon" Mac では最初からor近いうちに 256b-wide SIMD をサポートする必要が出るだろうけど、SVE(2) とか実装するつもりなのかあという憶測が上がっている
いっそのことマルチコアではなくマルチ CPU みたいな方向性でやってった方がいいのかもしれない
最近聞かないのはバズってないだけでちょいちょい出ていて、Linuxカーネルにもちょいちょいパッチが入ったり出たりしている
眠くなるまで絵ちゃ
https://draw.kuku.lu/p/kumaa/
MeltdownやLazyFPやSGX絡みの脆弱性は別として、Spectre自体は高性能CPUに欠かせない機構によって特定のパターンで時間が短縮されるのを観測する攻撃なので、x86をやめればタダで解決するわけではない
ArmがLinux向けに脆弱性をひっそり修正した後かなりの期間が経って在野の研究者がそれとは無関係に同じ脆弱性を見つけた後でLinuxでは修正されているのに気付いてOpenBSD界隈がブチ切れた回
そんな単純な話ではない(ArmでもSpectre系の脆弱性はいくつも見つかっている)けれど、MeltdownとSGX絡みのものはIntel固有なので無関係になる https://mstdn.poyo.me/@LwVe9/104416846793579888