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こんなんですが.motcha.techの管理人
インターネット老人会所属
という長い前置きをした上で、結論ですが…殆どの場合、ご家庭でネットワークが繋がらないときはルーターのせいです。再起動をしてあげてください。電源をブチ抜いてもあまり壊れるものではないので、よくわからないで場合はそれでもいいです。
ルーター君がパニクってしまうと、外とのやりとりは一気に出来なくなります。なにせ、住所(hogehoge.comとか)をコンピューターが分かる数字の羅列にするのもルーター君がよくする仕事の一つだからです。
この配り直しの時に問題が起きがちです。ルーター君は誰が繋がっていて、何番を割り振るか上手くできない事があるのです。こうなると、部屋を失ったコンピューターは流浪の民です。Amazonで注文しても、住所がないと商品は届きようがありませんよね?ウェブサイトの閲覧も同じです。YouTubeを見るのも同じです。返送先がわからないのでは、外のコンピューターもデータを送ることができないのです。
この番号は、被ったものを割り振ると困ります。ある日いつもの部屋番号の扉を開いたら知らない人が住んでいた!というのは困りますよね?同じことがパソコンの世界でも起こります。
かといって、一度使ったものはもう二度と使わない…というのもあんまりにも思い切りが良すぎます。部屋番号にも限りはあるので、上手く使う必要があります。そこで、部屋番号は定期的に配り直しをするのです。その時繋がっているコンピューターに対して、君は何番、君は何番…と。
ルーターはいろんなことをしていますが、ご家庭で問題になりがちなのは「自宅内限定の住所割当」の更新が上手くできなかったりすることです。
繋がっているすべてのコンピューターには、それぞれひとつだけの住所が必要です。すべての建物に住所が必要なのと同じですよね。でも、この世に存在するすべてのネットに繋がるものに住所を割り当てたら…?昔の人は2^32個もあればこと足りるとおもっていたのですが、ところがどすこいそんな数では足りなくなったのです。そこで、狭い範囲内限定で使える住所を考えました。
これは、例えるならばマンションの部屋番号に似ています。部屋一つずつに長ったらしい住所を割り当てることはありませんよね。Aマンションの3号室、で十分です。
ルーター君はこの部屋番号の割当をしていることが多いのです。A君のiPhoneはA宅ネットワークの3番、とか。
普通の人が「なんかネットが見えねえ!」となる場合、多くの場合DNSサーバとの連絡が付かないことに起因します。じゃ誰がそんな便利役やってんの?というと、一番身近でDNSな仕事をしてくれているのはルーター君です。なんかピカピカしてるアイツです。
パソコン君は数字しかわかんないので、hogehoge.comを見せてくれーいというブラウザからの要求は直接はわかんないのです。なので、名前からほんとの住所を調べるヤツに任せるのです。
逆に、ブラウザに住所そのものであるIPアドレスを入れると、パソコン君でもすんなり宛先がわかります。どこにデータをくれ〜!っとすぐ要求できるので、ネットワーク的に繋がっていれば宛先のコンピュータとお話ができます。
ネットの世界の住所であるIPアドレスは、数字の羅列です。192.168.0.1とか見たことあると思うのです。これは実際には2進数で書くと
11000000 10101000 00000000 00000001
っていう0と1の固まりなんですよね
コンピューターは根本的には1か0しかわかんないのです。ネットの世界の住所も、ホントはみーんな1と0で書いてあります。数字の羅列は人間にはよくわかんないので、文字列と住所を結び付けているのです。
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